バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉で、具体的には、稲わら・もみ殻・家畜の糞尿・木くず・食品廃棄物などといった、いろいろな農林水産物をさします。バイオマスのうち、木材に由来するものが「木質バイオマス」で、薪も木質バイオマスの一種です。主に薪を燃焼させることを想定しているのが薪ボイラー、薪を含め様々な木材を燃焼させることを想定しているのが木質バイオマスボイラーです。
設置する場所にもよりますが、本体費用と送料を含めて10万円から20万円程度とお考えください。既存の配管が使えない、配管の改良が必要といった事情がある場合には、別途配管工事費がかかります。
はい。基本的に着火・燃焼に電源は必要ありません。ただし、沸き上がりを知らせるブザーや、灯油バーナーを使用する際にはAC100Ⅴの電源を使用します。
直接雨が当たらない場所であれば、設置場所は屋外、室内を問いません。
0.9m×2.0mの約1.8㎡のスペースがあれば設置可能です。
薪ストーブと同じように、煙突から煙が出ます。したがって、薪ストーブが設置できる地域であれば問題はありませんが、隣家の高さなど地域環境に合わせて煙突の高さを配慮する必要があります。
4人でご利用いただく場合には300ℓのタイプをお勧めしています。
薪や竹など燃料となる木質バイオマスが手に入る方であれば、費用はかかりません。0円でご利用いただけます。(沸き上がりブザー等電源不使用時)。
薪、建設端材、剪定枝、竹などの木質系の材料がご利用いただけます。
常に見ている必要はありません。
外気温のにもよりますが、300ℓを沸かす場合、約30分で10℃程度上昇します。
使用量にもよりますが、基本的に1日1回沸かして頂ければ大丈夫です。
着火剤やバーナーなどを使用すると簡単に着火することができます。動画でもご紹介していますので、是非見てみてください。
屋外でも雨が直接かからない場所に設置いただければ問題なくご利用いただけます。
薪やペレット(木質バイオマス)を燃やしても、石油などの化石燃料と同じように二酸化炭素が放出されます。しかし、それは元々樹木が光合成によって吸収した二酸化炭素であり、大気中の二酸化炭素を増加させません。
利用した木材の分、再び木を植えれば光合成によって二酸化炭素が吸収されて木材の中に炭素として蓄積されます。この二酸化炭素の循環をカーボンニュートラルと言います。木質バイオマスは、循環的に利用している限り持続的に再生可能な環境にやさしいエネルギー源なのです。
エコキュートなどで使用している配管に接続することができますので、切り替えてご利用いただけます。
切り替えができるように配管を接続することで問題なく併用できます。故障等による入れ替えでない場合には、併用される方も多くおられます。
融雪や床暖房などにもご利用いただけます。